ピロリ菌は気付かれづらい細菌のため、検査を受けるタイミングの判断が難しい。少しでも違和感を感じたら、ピロリ菌を疑ってみましょう。

ピロリ菌の検査

 60代以上の日本人の60%以上がピロリ菌に感染しているといわれているが、感染経路はまだ解明いない。
ピロリ菌を見つける検査には大きく分けて内視鏡を使わない方法と、内視鏡を使う方法がある。
十二指腸潰瘍の経験のある人や、消化性潰瘍と診断された患者は健康保険で検査を受けることができる。
診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断する「尿素呼気試験法」というものがある。
ピロリ菌に対する抗体が血液中や尿中などに存在しないか調べる方法を「抗体法」と言う。
糞便中のピロリ菌の抗原の有無を調べる「抗原法」がある。
内視鏡を使わない検査方法ならば、内視鏡検査を受けずに済むという大きなメリットがある。
内視鏡検査は、胃炎や潰瘍などの病気があるか調べ、胃粘膜を少し採取しそれを使って検査する方法。
胃の粘膜を採取してすりつぶし、それをピロリ菌の発育環境下で5~7日培養して判定する「培養法」がある。
ピロリ菌のウレアーゼという、尿素を分解する酵素の活性を利用して調べる「迅速ウレアーゼ法」がある。
胃の粘膜の組織標本に特殊な染色をして、ピロリ菌を顕微鏡で探す組織診断方法として「組織鏡検法」がある。
どんな症状の時に検査を受けるべきか判断が難しいが、なんとなく胃の具合が悪い時などは医師に相談しよう。